読者の疑問
- ローソク足の見方がわからない
- ローソク足にどんな意味があるの?
- チャートを見方も一緒に教えてください!
このような疑問を持つ方へ向けて、この記事で解決していきます。
FXの知識で欠かせないものが「ローソク足」と「チャート」の知識です。
「ローソク足」や「チャート」には投資家の心理や今後の価格変動などの情報がたくさん詰まっています。
稼ぐためには、これらの知識は必須といっても過言ではありません。
しかし、ローソク足やチャートの知識も曖昧な状態でトレードに臨むかたも多いのではないでしょうか?
最後まで読めば、十分な知識がついているはずです!
ローソク足の見方
ローソク足の種類は2つあります。
ローソク足の種類
- 陽線:始値より終値が高い場合
- 陰線:始値より終値が低い場合
ローソク足には以下の4つの言葉を使うので一緒に覚えましょう。
大事な言葉
- 始値(はじめね):一定期間内で始まりの価格
- 安値(やすね):一定期間内で最も安い価格
- 高値(たかね):一定期間内で最も高い価格
- 終値(おわりね):一定期間内で終わりの価格
陽線
このローソク足の始まった価格(始値)は100円です。
次にいったん99円の安値をつけてから103円まで急上昇し最終的には102円で価格終わったという意味になります。
陰線
このローソク足の始まった価格(始値)は102円です。
次にいったん103円の高値をつけてから99円まで急下降し最終的には100円で価格終わったという意味になります。
ローソク足は投資家の心理がわかる
ローソク足1つ取っても、その形状から相場に起きている変化の兆しや投資家の心理状態を読み解くことができます。
ここで、チャートによく発生する有名なローソク足の形状を取り上げます。
大陽線と大陰線
大陽線と大陰線のどちらとも、今後も同じトレンドが発生する可能性があるローソク足です。
上影陽線(トンカチ)と下影陽線(カラカサ)
トンカチとカラカサは長いヒゲが発生したローソク足です。
上影陽線(トンカチ)
上昇トレンドにおいて、一度天井圏まで到達し、買い勢力の力が尽きて、売り勢力の方が優勢になり、上昇トレンドから下降トレンドへ転換する可能性が高まっていることを示します。
下影陰線(カラカサ)
下降トレンドにおいて、一度底値圏まで到達したら、売りの勢力の力が尽きて、下降トレンドから上昇トレンドへ転換する可能性が高まっていることを示します。
十字線(ピンバー)
十字線(ピンバー)は、買いと売りの力が拮抗している状態であり、トレンドが転換する可能性を示したローソク足になります。
上昇トレンドにおいて天井圏で現れた時は「下降トレンドへの転換」、下降トレンドにおいて底値圏で現れた時は「上昇トレンドへの転換」の可能性をそれぞれ示します。
チャートの見方
特に初心者の方に多いのが、「1つの時間足しか見ない」という方がとても多いです。
私も初めたばかりのころは、1つの時間足しかみていませんでした。
しかし、今では1つだけの時間足でトレードすることがどれだけ危険かを失敗を繰り返すことによって学びました。
複数の時間足でチャートを見る(分析する)ことをマルチタイムフレーム分析(MTF)といいます。
このマルチタイムフレーム分析(MTF)を習得することでFXの勝率に大きく影響します。
そして、このマルチタイムフレーム分析(MTF)を習得するために必要な知識は以下の通りです。
MTFに必要な知識
マルチタイムフレーム分析(MTF)の記事は以下をご覧ください。
まとめと復習
今回の記事では、ローソク足について学びました。
ローソク足の見方を理解すれば投資家の心理をある程度理解することができます。
しっかりと勉強し読めるようになりましょう。
最後に問題形式で復習していきましょう。
復習
- ( ① ):一定期間内で始まりの価格
- ( ② ):一定期間内で最も安い価格
- ( ③ ):一定期間内で最も高い価格
- ( ④ ):一定期間内で終わりの価格
- 今後も同じトレンドが発生する可能性があるローソク足に( ⑤ )、( ⑥ )がある
- 十字線(ピンバー)は、買いと売りの力が拮抗している状態であり、トレンドが転換する可能性を示したローソク足を( ⑦ )という。
解答
- ①:始値
- ②:安値
- ③:高値
- ④:終値
- ⑤:大陽線
- ⑥:大陰線
- ⑦:ピンバー