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テクニカル分析

【FX】エリオット波動は使えない?|フィボナッチと組み合わせた最強手法を解説!

 

フラクタル構造

 

エリオット波動におけるフラクタル構造とは、どの時間足でも上昇であれば上昇5波、下降3波の基本サイクルがふくまれているということです。

 


ここで注意があります。どの時間足でもエリオット波動が見られますが、上位足ほどエリオット波動を見つけづらくなります。

 

私は上位足(日足、4時間)でトレンドの判断、下位足(1分足、5分足)でエリオット波動の1波、2波を見つけて3波に入りそうな場面でレバレッジを高くして利益をとる手法をとっています。

 

エリオット波動の細かいルール

 

エリオット波動を探すときには、細かいルールがあります。細かいルールは次の3つです。

 

2波の終点は1波の始点を下回らない

   

図の左側のエリオット波動では1波の始点を2波の終点が割り込んでいます。

 

この場合はエリオット波動とみなしてはいけません。

 

4波の終点は1波の終点を下回らない

 

図の左側のエリオット波動では1波の終点を4波の終点が割り込んでいます。

 

この場合もエリオット波動としてみなしません。

 

3つの推進波(1.3.5波)のなかで3波が最短になることはない

 

図の左側では推進波のうち3波が一番短くなっています。

 

この場合もエリオット波動としてみなしません。

 

エリオット波動で勝てるエントリーポイントを見つけよう

 

FXでの手法の王道は「押し目買い」と「戻り売り」です。

 

押し目」や「戻り目」を予測できれば勝てる確率が上がります。

 

この「押し目」と「戻り目」の探し方を2つ紹介します。

 

フィボナッチリトレーストメント

 

1つ目はフィボナッチリトレーストメント(以下FR)を使った方法です。

 

フィボナッチとは、レオナルド・フィボナッチ氏が研究した「フィボナッチ級数」を意味し、リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」といった意味です。

 

要するにどこまで引き戻すかを目安にしたツールになります。

 

図において、下の赤丸から上の赤丸にFRを当てます。

 

 

そうすると上から38.2%、50%、61.8%と数字が出てきます。

 

この3つの数字で反転しやすいポイントです。

 

しかしどの数字一番反転しやすいかは決まっていないので注意してください。

 

前回の高値や安値

 

2つ目は前回の高値を目安にした方法(下降では安値)です。

 

トレンド転換した際に、前回の押し安値や戻り高値は反転しやすいポイントになることもあります。

 

波の拡張(エクステンション)

 

エリオット波動のエクステンション(拡張)とは上昇5波の推進派のうち1つの波が拡張して伸びていく場合があることをいう

 

エクステンションとは1.3.5波のうち、どこの波かが5つの小さな波に分かれていくことをいいます。

 

エリオット波動を上位足で見つける

 

結論をいいます。

 

上位足でエリオット波動を見つけることは難しいです

 

なので上位足ではトレンドの判断をし、下位足でエリオット波動を見つけ出しエントリーポイントを探すようにしましょう。

見づらくて申し訳ありません。チャートはEUR/USDの日足です。

 

どこがエリオット波動のどの波か判断できませんね...

 

なので「上位足でエリオットを見つけようとしなくても大丈夫!

 


上位足は上昇か下降かのトレンドの判断をしてください。

 

 

判断したらその方向にエントリーすればOKです。

 

エリオット波動とフィボナッチを組み合わせた手法

 

勝つために必要なことは「未来を予想する」ことです。

 

予想した通りになれば「エントリー」、そうでなければ「Noエントリー」と肝に銘じてください。

 

私がよく使う手法を紹介いたします。まず手順を3つに分けます。

 

手順

  • 上位足でトレンドの確認
  • 中期足(1時間足)でダウを判断
  • 中期足の押し目(戻り目)となる部分における場所で下位足のエリオット波動の1波を見つける

 

上位足(日足)でトレンドの確認

 

まずは上位足(日足)で現在価格がどちらの方向に伸びているかを確認してください。

 

上昇であれば「買い」、下降であれば「売り」というふうに必ず決めてください。

 

2.中期足(1時間足)でダウの判断

上位足でトレンドの確認ができたら、次は中期足がどういう状況なのかをみていきましょう。

 

ダウ理論を用いてジグザグの形でトレンドが出ていたとしましょう。

 

では次に何を考えるか?

 

押し目や戻り目まで来たら、買おう(売ろう)と考えるわけですね。

 

その押し目や戻り目の部分はフィボナッチリトレーストメントを使って予想します。

 

予想したところで次の項目の形が出れば勝てる確率は上がります。

 

押し目となる部分でエリオット波動の1波を見つける

赤線(15分足)は先ほどの図の赤丸通しを結んだ部分を拡大しました。私がエントリーするタイミングは図のような形がでたら必ずエントリーします。

 

 

・押し目から急激に上昇をし、高値bを超えてトレンドが反転したと判断する

・高値bからジグザグと価格が落ちているのを確認する

・ジグザグは第2波、第4波の特徴である。ジグザグの過程でミニダブルトップができたら、価格が下がるのが止まったという合図なのでそこでエントリーする

最後に

 

今回の記事では、以下のことを学びました。

 

・エリオット波動の基礎

・エントリーポイントの探し方

・波の拡張

・エリオット波動を用いた数pips勝つための手法

 

基礎を覚えることはとても重要です。その次の段階として手法を身に着ければ「稼ぐことはできる!」ので順を追ってこのページを何回も読んで下さい。

読者の悩み

  • エリオット波動って何?
  • どう使えばいいの?
  • 上位足だとエリオット波動が見つけづらいです!

 

このような疑問を持つ方へ向けて、記事を書いています。

 

エリオット波動をネットや本を参考にしている初心者が「エリオット波動の内容が多すぎて、本当に必要な知識がわからない!」と投げ出してしまう方はとても多い気がします。

 

私が始めたころは行き当たりばったりのトレードをしていて、まったく勝つことができませんでした。

 

しかしこのエリオット波動をしっかりと勉強しトレードに活かしたことでFXで勝つことができました。

 

この記事では、エリオット波動を使って稼ぐためにの必要最低限の基礎知識とエントリー手法を理解することができます。

 

 

 

エリオット波動論の基礎

 

エリオット波動の1波と2波が見極められれば、3波をとらえて利益を拡大しやすくなります。

 

エリオット波動にはパターン・比率・時間の3つの性質を持ち、この中で最も重要なものがパターン(基本サイクル)です。

 

基本サイクル

 

上昇の場合、エリオット波動は1サイクル間に上昇5波下降3波としてみなされる。

  • 推進派-トレンドを推し進めていく波
  • 修正波調整の戻り局面の波

 

エリオット波動の各波には特徴があります。

 

波の特徴

  • 1波:とても気づきにくい波。1波では通常5つの波では短いがまれに力強く値が 動くことがある。
  • 2波:2波は1波の大部分を戻す。ジグザクとした形が多い。
  • 3波一番長く力強い値動きをする。5つの波のなかで一番短くなることはない。
  • 4波:4波の底値が1波の頂上を下回ることはない。ジグザグの形が多い。
  • 5波:3波ほどの力強さはない。

 

フラクタル構造

 

エリオット波動におけるフラクタル構造とは、どの時間足でも上昇であれば上昇5波、下降3波の基本サイクルがふくまれているということです。

 


ここで注意があります。どの時間足でもエリオット波動が見られますが、上位足ほどエリオット波動を見つけづらくなります。

 

私は上位足(日足、4時間)でトレンドの判断、下位足(1分足、5分足)でエリオット波動の1波、2波を見つけて3波に入りそうな場面でレバレッジを高くして利益をとる手法をとっています。

 

エリオット波動の細かいルール

 

エリオット波動を探すときには、細かいルールがあります。細かいルールは次の3つです。

 

2波の終点は1波の始点を下回らない

   

図の左側のエリオット波動では1波の始点を2波の終点が割り込んでいます。

 

この場合はエリオット波動とみなしてはいけません。

 

4波の終点は1波の終点を下回らない

 

図の左側のエリオット波動では1波の終点を4波の終点が割り込んでいます。

 

この場合もエリオット波動としてみなしません。

 

3つの推進波(1.3.5波)のなかで3波が最短になることはない

 

図の左側では推進波のうち3波が一番短くなっています。

 

この場合もエリオット波動としてみなしません。

 

エリオット波動で勝てるエントリーポイントを見つけよう

 

FXでの手法の王道は「押し目買い」と「戻り売り」です。

 

押し目」や「戻り目」を予測できれば勝てる確率が上がります。

 

この「押し目」と「戻り目」の探し方を2つ紹介します。

 

フィボナッチリトレーストメント

 

1つ目はフィボナッチリトレーストメント(以下FR)を使った方法です。

 

フィボナッチとは、レオナルド・フィボナッチ氏が研究した「フィボナッチ級数」を意味し、リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」といった意味です。

 

要するにどこまで引き戻すかを目安にしたツールになります。

 

図において、下の赤丸から上の赤丸にFRを当てます。

 

 

そうすると上から38.2%、50%、61.8%と数字が出てきます。

 

この3つの数字で反転しやすいポイントです。

 

しかしどの数字一番反転しやすいかは決まっていないので注意してください。

 

前回の高値や安値

 

2つ目は前回の高値を目安にした方法(下降では安値)です。

 

トレンド転換した際に、前回の押し安値や戻り高値は反転しやすいポイントになることもあります。

 

波の拡張(エクステンション)

 

エリオット波動のエクステンション(拡張)とは上昇5波の推進派のうち1つの波が拡張して伸びていく場合があることをいう

 

エクステンションとは1.3.5波のうち、どこの波かが5つの小さな波に分かれていくことをいいます。

 

エリオット波動を上位足で見つける

 

結論をいいます。

 

上位足でエリオット波動を見つけることは難しいです

 

なので上位足ではトレンドの判断をし、下位足でエリオット波動を見つけ出しエントリーポイントを探すようにしましょう。

見づらくて申し訳ありません。チャートはEUR/USDの日足です。

 

どこがエリオット波動のどの波か判断できませんね...

 

なので「上位足でエリオットを見つけようとしなくても大丈夫!

 


上位足は上昇か下降かのトレンドの判断をしてください。

 

 

判断したらその方向にエントリーすればOKです。

 

エリオット波動とフィボナッチを組み合わせた手法

 

勝つために必要なことは「未来を予想する」ことです。

 

予想した通りになれば「エントリー」、そうでなければ「Noエントリー」と肝に銘じてください。

 

私がよく使う手法を紹介いたします。まず手順を3つに分けます。

 

手順

  • 上位足でトレンドの確認
  • 中期足(1時間足)でダウを判断
  • 中期足の押し目(戻り目)となる部分における場所で下位足のエリオット波動の1波を見つける

 

上位足(日足)でトレンドの確認

 

まずは上位足(日足)で現在価格がどちらの方向に伸びているかを確認してください。

 

上昇であれば「買い」、下降であれば「売り」というふうに必ず決めてください。

 

2.中期足(1時間足)でダウの判断

上位足でトレンドの確認ができたら、次は中期足がどういう状況なのかをみていきましょう。

 

ダウ理論を用いてジグザグの形でトレンドが出ていたとしましょう。

 

では次に何を考えるか?

 

押し目や戻り目まで来たら、買おう(売ろう)と考えるわけですね。

 

その押し目や戻り目の部分はフィボナッチリトレーストメントを使って予想します。

 

予想したところで次の項目の形が出れば勝てる確率は上がります。

 

押し目となる部分でエリオット波動の1波を見つける

赤線(15分足)は先ほどの図の赤丸通しを結んだ部分を拡大しました。私がエントリーするタイミングは図のような形がでたら必ずエントリーします。

 

 

・押し目から急激に上昇をし、高値bを超えてトレンドが反転したと判断する

・高値bからジグザグと価格が落ちているのを確認する

・ジグザグは第2波、第4波の特徴である。ジグザグの過程でミニダブルトップができたら、価格が下がるのが止まったという合図なのでそこでエントリーする

最後に

 

今回の記事では、以下のことを学びました。

 

・エリオット波動の基礎

・エントリーポイントの探し方

・波の拡張

・エリオット波動を用いた数pips勝つための手法

 

基礎を覚えることはとても重要です。その次の段階として手法を身に着ければ「稼ぐことはできる!」ので順を追ってこのページを何回も読んで下さい。

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